今日は広告について私が思うことと、私が実践している広告ブロックの方法をお話します。
私の広告ブロック歴はかれこれ7年ほどになりましょうか。今はスマホもPCも厳しく広告ブロックしているので、広告について思うこともなくなりましたが、大学生でスマホを持つようになってWeb広告を目にしたときは、不愉快な思いと「こんなものがまかり通っていいのか」という怒りがありました。
広告自体は悪いものと思いませんし、テレビ広告や街中の広告は節度を守っているので気になりませんが、問題はweb広告です。人のコンプレックスを刺激する広告や、残酷・グロテスク・性的な漫画の一場面など、webページに掲載されるものはひどいものが多かったです。自ら探しにいっているわけでもないのに、こんなものを見せられるなんて納得いきませんし、法律で取り締まってほしいです。社会問題になってしかるべきだと思うのですが、今もそのような機運は感じられず、「不満なのは私だけなのかしら」と考えることもあります。
昨年、そういったモヤモヤとした気持ちについて、私の彼に話したところ「社会は自分の手で変えていかなくては」と言われました。じゃあアンチweb広告の動画でも作ろうかと提案したら「そんなことしたら広告会社のYoutubeにアカウントを消されるよ」と警告されたので、怖気づいてニュースレターにしました。
不愉快な広告を目に触れないようにし精神的に穏やかな生活を送るのはユーザの権利だと思います。あらゆるアプリケーションが「不快な広告が出てこないようにする選択肢」をユーザに与えてほしいものです。残念ながら、今はまだそういう世界ではありませんから、いかに広告をブロックするか私の知見をご紹介します。
・ブラウザはBrave
ブラウザはBraveを使っています。広告とトラッカーをブロックする機能を標準装備しているブラウザです。
Windows、macOS、Linux、iOS、Android版と幅広いデバイスに対応しているので、私はPC・スマホ・iPadのブラウザをBraveに統一しています。ブックマークをデバイス間で同期できるので管理が楽です。
・スマホアプリはAdGurad
ブラウザ以外のスマホアプリの対策も必要です。アプリはいろいろな広告が出てきますからこれも消しましょう。それにはAdGuardを使います。Andoroid版もiOS版もあります。無料の範囲で十分ブロックできます。
・YouTubeにはBraveとRevanced
以上の2つで大部分は対応できますが、広告ブロック界の難敵Youtubeの場合、これだけでは不十分です。Youtubeの広告はひどいものはそれほどなく、気分が害されるほどはありませんが、やはり広告というものは鬱陶しいですからこれも消してしてしまいましょう。
PCでYoutubeを見る分には先ほどのBraveで対応可能です。Braveは特別な設定なし、標準機能でYoutubeの広告をブロックできます。
以前、PCはFirefoxに拡張機能で広告ブロッカーを入れて使っていましたが、昨今Youtubeは広告ブロッカー対策を強化しており、広告ブロッカーを検知すると警告が表示されるようになってしまいました。Firefoxでもtampermonkeyという特別なアプリを使って設定すればYoutubeの警告を回避することはできたのですが、Braveは設定なしでもYoutube広告をブロックできるシンプルさが良いと思ったので乗り換えました。
スマホのYoutubeもBraveからアクセスすれば広告無しになりますが、やはりスマホで動画を見るときはブラウザより動画用アプリのほうが使い勝手が良いので、専用アプリを入れています。
さて、ここからは上級の内容になります。Androidの脱獄アプリです。iPhoneはストアで公開されているアプリしかインストールできませんが、Androidは縛りがなくGoogleストア外のアプリを入れること(いわゆる脱獄)ができます。リスクもあり自己責任にはなりますが、ユーザに自由を与えてくれるのがAndroidの良いところです。私が今使っているのはYouTube Revancedです。インストールの仕方は、「Revanced インストール」と検索してください。やや手間ですがが、一度入れてしまえば快適さが手に入るので頑張ってください。この手のアプリはYoutubeとのいたちごっこで、数年に一度使えなくなり、そのたびに別のアプリに乗り換えていく必要があります。以前は違うものを使っていましたが、今はYouTube Revancedです。
以上、広告ブロックの方法をお伝えしました。心穏やかな生活のお役に立てば幸いです。皆さんの広告ブロック術もフィードバックから教えていただけると嬉しいです。
なお、私のホームページは広告なしをコンセプトに作っているので、ご安心を。