考え方はソフトウェア

行き詰まりを感じたとき、私は2つのアプローチを試します。

まず1つ目は「具体的に行動を起こして状況を変える」です。改善策を考えて目に見えるアクションをとります。

これでうまくいけば良いのですが、行動しても改善しなかったり、現段階では何も打つ手がないこともあります。 そんなときに試すのが、2つ目の「考え方を変える」です。状況をポジティブに捉えられないか、もっと長い目で物事を見ることはできないか、など頭の中で試行錯誤します。

客観的には状況が変わっていなくても、自分の捉え方を変えることで行き詰まっていた感覚が消えることもあります。自分の気持ちに折り合いがつく感覚ですね。いつもうまくいくとは限りませんが、状況が和らぐことは多いです。スマホやPCといったハードウェアは変えなくても、ソフトウェアを変えることで使いやすくなるのに似ているなと思います。

自分の考え方が常に一貫している必要はないと思います。もちろん、根本的な部分は揺らがないほうがよいと思いますが、ある程度は状況に応じて「基本的にはこう考えるけど、こういった難しいケースではこんなふうに捉えてみる」といった具合に、柳のようにしなやかでいることも大事です。真っ直ぐな木はポキンと折れてしまいますから。ご都合主義に見えるかもしれませんが、一筋縄ではいかない人生を歩んでいくには、こういった柔軟さも必要ではないかと思います。