週末ルーティン

私が今年に始めた習慣「週末ルーティン」について紹介します。何の変哲もない方法なのに私の生活に驚くほどうまくはまりました。全員にうまくいく方法ではないと思いますが、人によっては有効だと思うのでご紹介します。

始めた背景

まず、今年の5月に英語学習の週末ルーティンを始めましたが、どちらかと言えば消極的な理由から始めたのでした。そもそも私はプライベートにノルマを持ち込むのが好きではありません。私は自由を愛しており、週末にやることをその都度好きに決めたかったので、ノルマを設定する方法には抵抗がありました。でも、英語の勉強に力を入れたいと思っているのにいろいろ試しても継続できない状況が数年間続き、もう習慣に組み込まないとどうしようもないなと思い始めたことが一つの理由です。

もう一つは、今年の2月頃にPodcast「kemioの言わせて言うだけEverything」で、kemioが承認・評価に関する話題の中で、ルーティンについて興味深い話をしていたからです。

(18:00~)すべて物事は起こるタイミングもそうですけど、全部理由がついてるんです。このタイミングでこれが起こらなかったら、今私には起こるべきじゃなかったんだなって思うし、やっぱり物事の回ってくる時っていうのは違うので。だからこそ常にStay Ready。「次のタイミングが来るまで頑張る」ではなくて、自分をきちんと持って自分のルーティンをきちんと持って、それをこなして常にReadyでいる。常に準備できてる状態でいるからこそ、どんなタイミングで(チャンスが)回ってきても回ってこなくても自分が振り回されない。やっぱり自分の軸をしっかり持って生きることによって、相手からの評価もそうですけど、振り回されないで生きられる。私もこの1-2年ぐらいで気づいたんですけど、自分のルーティンをこなすことによって、自分の毎日の人生のなかで「あっ、やったんだな」という気持ちを得てくのはすごく大切だなと思います。相手軸だったりだとかその他軸で生きてると、そういうのってなんか失われていっちゃいますよね。

やりたいと思っている様々なことに着手できず自己嫌悪に陥る日々から脱出して、着実に進んでいるという自信を持てるのではないかという希望をもって、ルーティンを始めることにしました。

あと、結城浩さんが日替わり定食方式でさまざまなプロジェクトを進めておられるのも参考にしました。


やり方

週末に家事と予定を済ませたらデスクにつき、タイマーをセットして勉強を始め、タイマーが鳴るまで取り組む。

時間が来たらやめる。

タイマーが鳴っても気分が乗って楽しくなっていたらさらに続けたくなりますが、すぐにやめるようにしています。「あら、これで終わり?」という物足りなさを残すと、翌週の着手が気軽になる気がしますし、人生は英語の勉強以外にもやるべきこと・やりたいことは山ほどあるので。

記録をつける

終わったら記録を付けます。Google Spreadsheetに開始時刻と終了時刻を入力すると、何分やったか時間が算出されるように数式を組んでいます。今回の時間だけでなく、これまでの累計時間を計算する数式を作っておくと、「これだけやったんだな」と自信になりますし、今後も継続したくなるのであったほうがいいと思います。時間のほか、やったことも記録します。本のタイトル、ページ数などを簡単にメモします。

週末にやりきれなかったら

週末にやりきれなかったら、なるべく次の週末が来るまでの平日に取り組むようにします。そして平日を使ってもやりきれない場合は諦めます。人生は様々なことが起こるので、できないときもあります。そういうときは「自分なりに時間を捻出しようと努力したか」だけは簡単に振り返って、あとはスパッと切り捨てて次に進みます。


ルーティンの良いところは2つあります。

着手が自動化する

ルーティンの単純さが気に入りました。タイマーをセットして始めるだけです。「いやいや、その着手に至るまでの腰が重いのよ」と突っ込まれたらどうしようもないのですが、少なくとも私にとってはあまり苦ではなく、「決めた時間までやったら終わり」というルールは、意志の力が要らず、楽なところが気に入りました。ルーティンの中身(何の課題に取りくむか、どんなふうに取り組むかなど)は考えながらやっていますが、少なくとも着手は自動化しました。

自信が積み重なる

1回たった30分ですが、習慣が積み重なると自信も積み重なっていきます。「私、できるじゃん」という感覚です。これは意外でした。「実力が着いた」という実感が自信に繋がると思ってはいましたが、成果とは関係なく継続しただけで自信が得られるとは思っていなかったので。自信が積み重なると、新しいアイデアが湧いてきて前向きなサイクルが回り始めますから、これはとても大事なことです。


注意点:詰め込みすぎない

注意点もあります。習慣を詰め込みすぎると回らなくなるので注意が必要です。睡眠、家事、買い物、美容院、友達との約束、デート、病院、役所手続きなど、ただでさえ人生は忙しいのですから、ルーティンは毎週続けられる無理のない範囲に抑える必要があります。

私は英語学習30分がうまくいったので、ランニング30分、仕事の勉強30分、洋書読書15分と少しずつ週末ルーティンを増やしてきました。本当は欲張ってもっと増やしたいのですが、私が今おかれた状況ではこれが精一杯か、少し多すぎるかなと感じています。

何かを選ぶことは他のすべての選択肢を捨てること。ルーティンが至高ではありませんから、他の活動や休息時間、精神の安定を測りにかけ、今の自分にとってちょうど良いペースを見つけるのが大事だと思います。


誰にでもうまくいく方法ではないかもしれませんが、上手くはまれば坂道を雪玉が転がるように自然に回っていく方法なので、おすすめです。