テキストエディタとはテキストファイルを編集するソフトです。多くの人は、パソコンで文章を書くときにMicrosoft Wordや一太郎のようなワープロソフトを使っているかもしれません。ワープロソフトは印刷する書類には絶対必要ですが、印刷をしない記録用の文書にはテキストファイル(.txt)で保存するのがおすすめです。互換性が高く、ファイル・動作が軽い、お気に入りのテキストエディタで編集できるからです。というわけで、私は日記のほか文書はテキストファイルで保存しています。
テキストエディタはたくさんの種類があります。Windowsには既定エディタとしてメモ帳がありますが、シンプルすぎて機能が足りません。大学生の時にエディタをいろいろと試して、お気に入りを2つ見つけました。今回は簡単で便利なエディタMeryを紹介します。
Mery公式サイトより
Mery はシンプルなテキストエディターです。Mery では日記、恋文、新聞記事、ソースコードなどのあらゆるテキスト文書を簡単に編集することができます。また、HTML、Java、PHP、SQL などの様々なプログラミング言語の色分け表示も可能です。
開発者のKuroさんは日本人のため、説明も日本語です。まずはダウンロードしてみましょう。(Windowsのみで、Macには対応していません)
Meryの好きなところは検索・置換機能です。Ctrl+Fで検索画面、Ctrl+Rで置換画面が出てくるので試してください。今開いているファイルだけではなく、指定したフォルダ内の複数のファイルをいっぺんに検索・置換できるのです。「あの文章はどのファイルに書いたっけな」と探すときに便利。マニアックな話ですが、検索・置換に正規表現も使えます。
簡単な文章なら印刷にも適しています。ワープロソフトほど高機能ではありませんが、フォント・ヘッダ・フッタ・余白の調整が可能です。
豊富な機能を持っているのに、直感的に操作できるのも素晴らしい。メモ帳の次に使うテキストエディタとしておすすめできます。
「Wordしか使ったことないし、テキストエディタなんて不要じゃない?」と思っている方もぜひ一度お試しください。快適で書くのが楽しくなるはずです。